現在日本で働く、カンボジアからの外国人労働者の数は11,210人(2018年6月)となっています。
その内、半数以上が技能実習生として在留しています。(約6,500人 ※2018年6月付)
送り出し機関も年々増えており、総数68あります。
参考:日本とカンボジアの二国間で認定された送り出し機関を紹介!
近年では、カンボジア人の気質が介護に合っているとあって、介護職種の技能実習生として受入れが多くなってきました。
そのためにも、カンボジア人の習性や性格など知っておく必要があります。
日本にとってカンボジアとは!?
日本人とカンボジア人の相性は!?などお国事情や国民性などについて調べてみました。
カンボジア王国
人口は16,323,953人(2018年)。
首都は、プノンペン。
近年では経済発展が著しく、平均年齢24歳と若年人口が多い国。
アンコール・ワットなどの歴史的建造物が多く、観光地としても認知されてきています。
首都プノンペン周辺では、都市開発が進んでおり、高層ビルや商業施設、ホテルなどが立ち並んでいます。
民族は、人口の90%がカンボジア人(クメール人)です。
カンボジアで信仰されている宗教の割合は、国民の大半(90%以上)が仏教徒。
※一部少数民族はイスラム教などが存在します。
なぜ日本に出稼ぎにくるのか!?
カンボジアは、ASEANで最も貧しい国として位置付けられており、国民の一人当たりの名目GDPはASEANの中で最下位の水準を記録しています。
しかし、近年の経済成長が目まぐるしく、経済成長率はASEAN域内でも高い水準となっており、都市部と地方での貧困格差が生じています。
カンボジアの主要産業は縫製産業であり、輸出の半分を衣類が占めているので、
日本でも縫製の技能実習生として、岐阜県、岡山県などの実習先で受入れをしています。
国民性について
仏教徒が多いことから温和で気質な国民性である。
一方で、学歴や所得、身なりなどで相手の身分を判断する傾向にあります。
見栄やプライド意識が強いのも、格差社会から生まれてきていると見えます。
協調性
協調性があり、家族や仲間と過ごす時間を大切にします。
それぞれに役割分担を行い、皆で助け合ったりして1つの方向へ向かう協調性があります。
性格、特徴について
穏やかな性格
まだ発展途上国ということもあり、競争社会や出世争いもありませんので、非常に穏やかな性格です。
大雑把で深く考えない性格や特徴を持った人が多いです。
純朴な人柄
仏教徒ということで、日本人と相通じる所があり、親しみがあります。
恥ずかしがり屋
照れ笑いをよくする人が多く、人懐っこい性格です。
プライドが高い
穏やかなカンボジア人ですが、人前で自分の失敗やミスを知られることを激しく嫌います。
お互いの国の文化を尊重し合い、相手を気遣いながら歩み寄ることで、スムーズにより良い関係を築いていきましょう。