日本国内で働く外国人労働者の人口が、昨年10月末時点で146万463人になったと厚生労働省が発表しました。
過去最高の水準で、前年から14・2%アップし、約18万人の増加。
そして、今年新年度4月からは特定技能が実施され、外国人労働者の受け入れ拡大が今後も増加するのは間違いないでしょう。
国籍別では、中国が最も多く38万9117人で、外国人労働者数全体の26.6%を占めている。次いでベトナムが31万6840人で21.7%、フィリピン16万4006人で11.2%と続いています。
その内、技能実習生として働く人の割合が4割超を占めました。
在留資格別の状況では、技能実習が308,489 人で前年同期比 19.7%増となっている。
都道府県別の労働者数が多い上位では、
・東京 438,775 人 [前年同期比 11.1%(43,941 人)増]
・愛知 151,669 人 [前年同期比 17.4%(22,514 人)増]
・大阪 90,072 人 [前年同期比 24.7%(17,846 人)増]
と、主要都市圏に密集増加している。
産業別の状況からは、外国人労働者、外国人労働者を雇用する事業所ともに、「製造業」が最も多い。
「製造業」は、外国人労働者数全体の 29.7%、外国人を雇用する事業所全体の 21.4%を占めている。
そして、今後の日本では、今まで散々警告されてきた「介護」分野の人手不足問題に直面します。